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タイトル: Utopia 

​制作年: 2018

素材: スタイロフォーム、 プリント、ビニールプール、木材 
 
サイズ: 1800×2500×3000mm
 

コンセプト:

 日本では、15歳未満の人口減少が37年連続で続いている。本作の展示地である香川県引田においても、その現実は地域の風景に静かに浸透している。本インスタレーションでは、シカゴでリサーチした子どもたちのイメージをモザイク状のパネルとして制作し、空間内に配置した。そのモザイクは、あたかもインターネット上で画像をコピー&ペーストするかのように、異なる場所に存在する身体を転送する行為を想起させる。本来そこに存在しないはずの子どもたちが、デジタル的な操作によって引田の空間へと「移動」させられる。それは、減少していく存在を補うための仮想的な増殖であり、現実に対する一種の介入である。廃墟と化した造船所の内部に広がるのは、現実には存在しないはずの賑わいであり、失われつつある未来の残像である。同時にそれは、イメージによって仮構された理想の風景でもある。

本作は、不可逆的に進行する人口減少という現実に対して、デジタル的な複製や転送の感覚を用いることで、存在のあり方そのものを問い直す試みである。

文部科学省国立大学機能強化事業「国際共同プロジェクト」
東京藝術大学×シカゴ美術館附属美術大学 東京藝術大学、香川県連携事業

世界の砂を露で洗う The Dust of the World, Washed by Droplets of Dew | 東京藝術大学

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